
ゴキブリ体操とは、ゴキブリのように仰向けになって手足をぶらぶら揺らす方法のことです。
この方法を実践することで、脚のむくみが改善され、脚やせが期待できたり冷え性やむくみの改善もできます。
この記事では、
- ゴキブリ体操のやり方や効果
- ゴキブリ体操の注意点
などを解説します。
今回の記事の内容
ゴキブリ体操の効果
ゴキブリ体操をして、仰向けでぶらぶら手足を揺らすと以下のような効果が期待できます。
- 脚や腕のむくみが改善してスッキリする
- 脚の重だるさが改善し、軽くなる
- 血流が改善し、老廃物も代謝しやすくなる
- 冷え性などが改善し、身体が温まる
- 二の腕や脚が細くなる
- 体内の疲労感が改善し、元気になる
一番期待できる効果は、「血液」や「リンパ液」などの体液の循環が改善できることです。
体液の循環不良が起こることで重だるさやしんどさにつながりますが、ゴキブリ体操をすると全身がスッキリします。
では、こういった効果を実感するためには、どのようにゴキブリ体操をすればいいのでしょうか?
ゴキブリ体操のやり方
まずは、ゴキブリ体操の理想的なやり方をご紹介しますね。
①ゴキブリ体操のやり方(理想編)
手順
- 仰向けの状態で、両腕と両脚を天井に伸ばす
- 上げた腕や脚はリラックスさせておく
- その状態で手首や足首をぶらぶら揺らす
- これをできるだけ長く行う(2~3分以上)
手足をぶらぶら揺らす姿がゴキブリみたいなので「ゴキブリ体操」と言われていますが、正直長く行っていると股関節周辺が疲れてくると思います。
こういう状態だと、思ったように下半身のむくみが改善できないこともあるんですね。
時間がない方は上記のゴキブリ体操でOKですが、時間がある方は腕と脚を分けて行った方がより身体をスッキリできます。
②ゴキブリ体操のやり方(腕だけ編)
手順
- 仰向けの状態で、両腕を天井に伸ばす
- 手首や肘をリラックスさせておく
- その状態で手首をぶらぶら揺らす
- これをできるだけ長く行う(2~3分以上)
③ゴキブリ体操のやり方(脚だけ編)
手順
- 仰向けの状態で、両膝を90度ぐらいに立てる
- お尻の下に手を置いておく
- 脚を天井方向に伸ばし、股関節や足首をリラックスさせる
- その状態で足首をぶらぶら揺らす
- これをできるだけ長く行う(2~3分以上)
おそらく②・③と分けて行った方が楽にできると思いますし、下腹部なども疲れづらいと思います。
むくみ改善のためには、“できるだけリラックスして、緊張しないように揺らす”ということが大きなポイントになるんですね。
ですので、このように分けてもらった方が上記でお伝えした効果を実感できると思います。
ゴキブリ体操がきつく感じる場合
もし、分けて実践してもまだ股関節などが力んでしまう方は、壁を使ったエクササイズを行った方が効果的です。
この方法は「むくみがスッキリ!壁に足上げて脚やせする7つの方法」や以下の動画で解説しているので、こちらを参考に実践してみてください。
ゴキブリ体操の注意点やコツ
ゴキブリ体操をするときの注意点は、以下の通りです。
- 天井に上げた脚をできるだけリラックスさせる
- 腕と脚の両方を上げるのがきつい方は、脚と腕をバラバラに行う
- 太ももや肩周りが疲れるほど大きく揺すらず、小さく軽く揺らす
- 風邪を引いていたり、インフルエンザなどのときは禁止
基本的には、手首や足首をリラックスさせて、ぶらぶら揺らすことでさまざまな効果を実感することができます。
また「お風呂の中でできる脚やせ&お腹痩せする4つの方法」でも触れていますが、ゴキブリ体操では循環が改善します。
この循環改善ができる方法を実践する場合、
- 生理中の方
- 妊婦さん
- 心筋梗塞などで手術を受けて半年以内の方
- 菌系の病状がある方 など
は基本的に禁止、または医師の許可がいります。
ここは必ず守っていただき、医師の許可が出た方のみ行うようにしてくださいね。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また、脚やせ方法は以下の記事でまとめているので、こちらも参考にどうぞ。