
おしりが大きいと悩む方は、まずおしり周りの筋肉を緩めたり、むくみを改善することで小さくすることができます。
その他には、「股関節の捻れの改善」や「トレーニング」など、主に6つのことをすればおしりの悩みを改善できます。
この記事では、
- おしりが大きい原因
- 大きいおしりを小さくする6つの方法
などを解説します。
今回の記事の内容
おしりが大きい原因
現場で相談される方のおしりを見ていると、以下のような原因でおしりが大きくなっていることがよくあります。
お腹や鼠径部でリンパ液が詰まっている
まず考えられることは、お腹や鼠径部でリンパ液が詰まっているということです。リンパ液がつまるとおしり周辺がむくみ、このむくみによっておしりが大きく見えることがあるんですね。
ここについては「胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法」や「【徹底解説】太ももの付け根(内側)が太い原因と細くする5つの方法」で詳しく解説しています。
おしりの筋肉が大きい
おしりが大きいと悩む方の中で、学生時代に運動部だったり、現在ハードな筋トレをしている方はいませんか?
実際にクライアントさんの中にもいらっしゃって、そういう方の中に、お尻の筋肉量が多くておしりが大きく見えていることもあります。
また、そこに筋肉が張って硬さが出ることで、よりぶわっとした膨らみにつながります。もしおしりが硬いと感じる方は「お尻の筋肉が硬い原因と柔らかくする4つの方法」も参考にご覧ください。
股関節や骨盤が不自然な状態
さらに問題になるのが、
- 股関節
- 骨盤
などの関節が捻じれたり、歪んでしまっているということです。捻じれなどがあれば、おしりは横にべちゃと広がるようになり、よりむくみもひどくなるんですね。
この、
- おしりの筋肉が硬い&大きい
- むくみがひどい
- 股関節や骨盤が不自然な状態
などが重なると、おしりはより大きく見える可能性があります。
股関節の捻れについては「【実証】太ももの外側が太い&張り出す原因と細く改善する3つの方法」を見ていただくと理解しやすいと思います。
動画でも解説しているので、こちらもよかったらご覧ください。
また、お尻の形が気になる方は「お尻の凹み(ヒップディップス)ができる原因と改善方法」も参考にどうぞ。
おしり周りに脂肪が多くついている
そして、上記の原因にあわせて脂肪が多くついていると、ボンッとした大きいお尻になってしまいます。
個人によって原因は異なりますが、現場での経験から考えても、おしりが大きいのは上記のようなことが原因になっている可能性が高いと思います。
動画でもお伝えしているので、こちらも参考にどうぞ。
では、こういった原因で大きくなったおしりを小さくするためには、どうすればいいのでしょうか?
大きいおしりを小さくする方法①:お腹や鼠径部のむくみを改善する
まず行ってほしいことは、お腹や鼠径部でのつまりを改善することです。
おしりと直接関係ない箇所ですが、この2ヶ所の改善をすれば自然におしりも小さくなるため、まず最初にこの2ヶ所を刺激していきます。
具体的な改善方法は、「胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法」や「【徹底解説】太ももの付け根(内側)が太い原因と細くする5つの方法」で解説しています。
動画でも解説しているので、こちらも参考にどうぞ。
お腹や鼠径部のつまりが改善できると、次はお尻周辺のむくみを改善していきます。
以下のような方法で、お尻の筋肉をポンプのように動かせば大きいお尻を小さくできます。
1、脚を外側に軽く開く
手順
- 仰向けになり、脚を肩幅で伸ばす
- その状態から脚を外側に捻るように軽くつま先を開く
- リラックスした状態で、1分間繰り返す
2、両膝を軽く開く
手順
- 仰向けの状態で、両膝を曲げる
- 足裏を合わせてかえる足の状態にする
- そこから軽く膝を外側に開くように軽く弾ませる
- これを1分間繰り返す
3、うつ伏せで脚を左右に転がす
手順
- うつ伏せになり、脚を肩幅に開く
- つま先を支点に脚を左右に転がす
- これを1分間繰り返す
4、両膝を軽く曲げる
手順
- うつ伏せになり、脚を腰幅に開く
- 両膝を90度ぐらいに曲げておく
- 口から息を吐きながら、軽く膝を曲げる
- もも裏をポンプのように軽く動かす
- これを1分間行う
5、両膝を交互に軽く曲げる
手順
- うつ伏せになり、脚を腰幅に開く
- 両膝を90度ぐらいに曲げておく
- 口から息を吐きながら、軽く膝を交互に曲げる
- もも裏をポンプのように軽く動かす
- これを1分間行う
これらだけでもむくみが改善でき、お尻を小さくすることができます。
むくみの改善とあわせて、次はおしり周りの筋肉を緩めていきます。
大きいおしりを小さくする方法②:おしりの筋肉を緩める
最も実践してほしいのが、おしり周りの筋肉を緩めるために行うストレッチや揺らす方法です。
お尻をストレッチで緩める方法
ストレッチ方法は「【簡単】寝ながらおしり痩せする12のストレッチ・筋トレ方法」で紹介しているので、こちらを参考に実践してみてください。
マッサージでお尻を緩める方法
お尻を揺らすマッサージ方法は「お尻の筋肉が硬い原因と柔らかくする4つの方法」で紹介しているので、こちらを参考にどうぞ。
その他の緩める方法
その他の方法は「【徹底解説】尻薄&お尻が小さい原因とヒップアップする6つの方法」や「【徹底解説】太ももの付け根(内側)が太い原因と細くする5つの方法」で紹介しているので、こちらを参考にどうぞ。
鍛えないとお尻が小さくならないと思うかもしれませんが、実はこういった緩める方法でも十分お尻を小さくすることができます。
大きいおしりを小さくする方法③:股関節を整える
おしり周りのむくみや張りが改善できると、次は股関節の捻れを改善していきます。
ここまでの流れができれば、かなりお尻は小さくなるので、ぜひ毎日してほしいですね。
股関節を整える詳しい方法は「【実証】太ももの外側が太い&張り出す原因と細く改善する3つの方法」で解説してます。
大きいおしりを小さくする方法④:ダイエットで脂肪を落とす
基本的に①~③が実践できると、大きいおしりが小さくなっていることが実感できると思います。
その上で、まだおしりが大きいと感じる方は、ダイエットやトレーニングを行っていく必要が出てきます。
ダイエットについては、以下を参考にしてみてください。
また動画でも紹介しているのでよかったらどうぞ。
大きいおしりを小さくする方法⑤:トレーニングを行う
ダイエットと並行してトレーニングを適切に行えば、よりおしりは小さくなるので、週2~3回の頻度で行うことがおすすめですね。
寝ながらできる筋トレ方法
寝ながらできる方法は、「【簡単】寝ながらおしり痩せする12のストレッチ・筋トレ方法」で紹介しています。
立ちながらできる筋トレ方法
立ちながらできる筋トレ方法は「【徹底解説】尻薄&お尻が小さい原因とヒップアップする6つの方法」で紹介しています。
その他の筋トレ方法は「お尻の凹み(ヒップディップス)ができる原因と5つの改善方法」で紹介しているので、こちらも参考にどうぞ。
スクワットでお尻を引き締める方法
スクワットのやり方については、「スクワットで脚やせする方法|確実におさえておきたい「7つのポイント」」を参考にどうぞ。
その他には、適切にランニングや縄跳びができてもお尻は小さくできるので、「ランニングで脚やせ方法と必ず実践してほしい「1つのポイント」」や「あまり知られていない縄跳びで脚やせする3つの方法」も参考にどうぞ。
大きいおしりを小さくする方法⑥:お尻の筋肉を動かす習慣をつける
そして必ず行ってほしいことが、日頃の生活の中で、
1時間に1回ぐらいの頻度で、適度におしりの筋肉を動かす
ということです。
これは実際にクライアントさんにご指導すると、おしりを中心に全身が引き締まった方法なんですね。
ですので、適度に動かす習慣もつけることで、より大きいおしりを小さくできるはずです。以下の方法の何か1つ行ってもらえるとOKですね。
1、伸ばした脚を外側に開く
手順
- 椅子に座った状態で両脚を肩幅に開く
- つま先を外側に開くように脚を転がす
- できるだけリラックスして脚を動かす
- これを1分間程度行う
2、曲げた膝を外側に倒す
手順
- 椅子に座った状態で両膝を90度に曲げる
- そこから外側に開く
- 開いた位置で、外側に小さく膝を弾ませる
- これを1分間行う
3、閉じた膝を一気に開く
手順
- 椅子に座った状態で両膝を90度に曲げる
- 足を揃えた状態で両膝を近づける
- そこから一気に両膝を外側に倒す
- この動きを1分間程度行う
4、膝を軽く前に突き出す
手順
- 椅子に座った状態で両膝を90度に曲げる
- 足幅は腰幅程度に開いておく
- そこから膝を交互に、1~2cm前に軽く突き出す
- この動きを1分間程度行う
こういった方法でお尻の筋肉は適度に緩み、仕事中などの習慣にすれば、これもお尻を小さくすることにつながります。
その他の方法
その他の方法は「簡単で効果的!デスクワーク中や合間にできる9つの脚やせ方法」で解説しています。
ここまでお伝えしたように、
- むくみを改善する
- 股関節を整える
- 筋肉を緩める
- ダイエットを行う
- トレーニングを行う
- お尻を動かす習慣をつける
こういった6つのことができると、大きいと悩むおしりは小さくできるので、できることから実践してみてください。
根本的に大きいおしりを小さくする方法
基本的には上記の6つができるとお尻は小さくなりますが、日常で行う姿勢や動作の崩れがある状態だとお尻が小さくなりづらいこともあります。
ですので、上記の6つとあわせて、以下でお伝えしている姿勢などの改善も重要ですね。
座り方の改善方法
座っている時の骨盤の角度がまずいと、おしり周辺は大きくなりやすいので、骨盤を適切な角度に保って座ることは重要です。
座り方の改善方法は「正しい座り方は疲れる⁈正しい座り方を習得する4ステップ」で解説しています。
立ち方の改善方法
座り方同様、立っている時の骨盤の傾きもお尻の大きさに影響を与えるため、改善は必須です。
立ち方の改善方法は「正しい立ち方とは?立ち姿勢を習得する4つの方法」で解説しています。
歩き方の改善方法
脚を前に出す歩き方だとお尻が大きくなりやすく、前ももの張りにもつながってしまうため、歩き方の改善も重要です。
歩き方の改善方法は「トレーナーが現場で指導する「正しい歩き方」の4つの習得方法」で解説しているので、こちらを参考にどうぞ。
こういった日常で何気なく行う姿勢や動作の改善ができると、より大きいお尻は小さくできるので、ぜひこの一連を参考に実践してみてください。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ちなみに、下半身を細くする方法は以下の記事にまとめているので、こちらもよかったらどうぞ。
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