胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法


 

著者:伊藤 出パーソナルトレーナー / IDEALSTYLE代表

パーソナルトレーナー歴11年|元三笠宮寛仁親王殿下のパーソナルトレーナーであった魚住廣信名誉教授に師事|指導経歴:宝塚歌劇団員・三菱重工神戸野球部員・ボクシングミニマム級5位など|アスリートフードマイスター&元板前。

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食後でもないのに、なぜか胃の当たりがぽっこり出ていて悩んでいる方もいますよね。

原因によって改善方法は変わりますが、乳び槽と言われる部分で起こるリンパ液の滞りを改善すると、短期間でも引っ込められる可能性があります。

この記事では、

  • 胃のあたりがぽっこり出る原因
  • 筋トレ以外でぽっこり出た胃あたりを引っ込める3つの方法

などを解説します。

この悩みは、実際に現場でも相談されたことが何度かあり、早い方では1週間でスッキリされているんですね。

今回はそんな現場で成果のあがった方法も含めてご紹介するので、実践を通して変化を実感してみてください。

 

胃のあたりがぽっこり出る原因

まず今回のテーマの結論から言うと、先ほども少し触れていますが、

みぞおちとへその真中にある「乳び槽」と言われるリンパ節のつまりを改善すれば引っ込む

はずです。

なぜこういったことで引っ込むのかは、以下の原因が考えられるからです。

  • 乳び槽でリンパ液のつまりが発生している
  • 長時間身体を丸めるような座り方
  • 腹直筋上部が硬くなってしまう
  • 腸腰筋が緊張するような立ち方
  • 内臓脂肪や皮下脂肪が多い

それぞれ解説しますね。

乳び槽でリンパ液のつまりが発生している

今回の内容は病的な原因は取り除いて解説しますが、一番の問題は「乳び槽」と言われるリンパ節でリンパ液が詰まっていること。

乳び槽とは、以下の場所にあるリンパ節のことですね。

人間の身体には、

  • 血液
  • リンパ液

などの体液がたえず循環していますが、このリンパ液はリンパ管という管を通っています。

このリンパ液は基本的に下から上の一方通行で循環しており、関節の節々などで「リンパ節」と言われる豆のような形をしたところを通っているんですね。

イメージとしては、こういった順路を通っています。

下半身から上がってきたリンパ液は、下腹部辺りで左右の脚から合流して乳び槽に流れていく。

この乳び槽というのは、リンパ液や脂肪を多く溜めることができ、状況によって大きく膨らむような構造をしています。

さまざまな要因によって乳び槽でリンパ液が滞ってしまう。そうすると、胃のあたりがポコッと膨らんだような状態になってしまうんですね。

ではなぜ、この乳び槽でつまりが発生してしまうのでしょうか?

長時間身体を丸めるような座り方

実際に現場で相談された方の原因を探っていくと、以下のように身体を丸めた座り方でデスクワークをされていたんですね。

先ほど乳び槽の位置を見ていただきましたが、こういった丸まった姿勢になると、お腹を圧迫してしまいます。

そうすると、

下から上に循環するべきリンパ液の流れが乳び槽あたりで悪くなってしまう

ということが考えられます。

そしてここでも知っておいてほしいことは、リンパ液の流れる速度は元々非常に遅いということ。

体内を1周するのにかかる時間を血液と比べると、これだけの差があります。

  • 血液:約40秒
  • リンパ液:約12時間

圧倒的にリンパ液の流れの方が遅い。

そういった特徴がある中で、日頃から身体を丸めた状態で長時間座っているとどんどん乳び槽でもつまりが起こる。

その結果、胃のあたりがぽっこり出てくる可能性があります。

腹直筋上部が硬くなってしまう

さらに、上記のような崩れた座り方で長時間座っていると、お腹にある「腹直筋」という筋肉が常に縮まった状態になるんですね。

身体を丸めて座っている場合は、特に一番上側のちょうどみぞおち辺りの部分が非常に硬くなります。

実際に胃の当たりがぽっこり出ているクライアントさんのお腹に触れると、大体この部分は硬い。

これも問題で、

  • 乳び槽でつまることで胃の当たりがぽっこり出る
  • 腹直筋自体が硬くなることで、筋肉が張り出す
  • 乳び槽周辺でむくみが発生してより胃の当たりが出てくる

という変化が生まれる可能性があるんですね。

実際、胃のあたりがぽっこり出ている方は、ご自身のお腹を触ると硬くないですか?

もしそうであれば、

  • 乳び槽でのつまり
  • 筋肉の張り

これらのことが原因で、胃のあたりがぽっこり出ている可能性があります。

腸腰筋が緊張するような立ち方

また、日頃の立ち方のまずさも胃のあたりがぽっこり出てしまうことにつながっているかもしれません。

例えば、自然な状態で立てると人はこういった立ち方ができます。

ただ、へそを前に突き出すようにつま先重心で立ってしまった場合、胃のあたりの膨れ方に変化が出ます。

腕と被って少し見づらいかもですが、お腹がぽっこり出てきてますよね?

これは、胃のあたりがぽっこり出てしまうような立ち方になっており、こういう立ち方であればよりぽっこりさが目立つ。

また、別の立ち方としては出っ尻で反り腰気味で立ってしまうのも問題です。

少し極端な立ち方ではありますが、実際に腰を反らせすぎた状態で立っている方もいます。

こういう立ち方になっても、みぞおち辺りが突き出るような状態になるため、胃のあたりがぽっこり出てくるはず。

さらに問題なのが、こういう姿勢で立ってしまうと「腸腰筋」と言われるみぞおち辺りから太ももの付け根につく筋肉が硬くなるということ。

クライアントさんや自分の身体でも感じていますが、この腸腰筋が硬くなることで、

  • ガスが溜まりやすい
  • 便秘になってしまう

などのことも起こります。

上記でお伝えしたような「むくみ」や「筋肉の張り」と合わさることで、よりみぞおち辺りがぽっこり出てきている可能性があるんですね。

内臓脂肪や皮下脂肪が多い

あと考えられることは、

  • 内臓脂肪
  • 皮下脂肪

などが多くついているということ。

おそらく、シンプルに脂肪量が多いとなればお腹全体がぽっこり出てくると思います。

ただ、上記のことと合わさることでよりみぞおち辺りがぽっこり出てくる。

このように、

  • 乳び槽でリンパ液のつまりが発生している
  • 長時間身体を丸めるような座り方
  • 腹直筋上部が硬くなってしまう
  • 腸腰筋が緊張するような立ち方
  • 内臓脂肪や皮下脂肪が多い

などが原因で胃のあたりがぽっこり出てくる可能性があります。

では、どのようなことをすればぽっこり出た胃のあたりを引っ込めることができるのでしょうか?

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法①:乳び槽のつまりを改善するマッサージ

イメージとすれば「どんな筋トレすれば?」と思われるかもですが、実際は筋トレ不要です。

まず行ってほしいことは、以下の5つの方法ですね。

  1. みぞおち付近を擦る
  2. 乳び槽を圧迫する
  3. 乳び槽にポンプ刺激を加える
  4. 腸腰筋を緩める
  5. お腹周りを緩める

これら5つを行うことで、上記でお伝えした、

  • 乳び槽でのリンパ液のつまりやむくみ
  • 腸腰筋などの筋肉の張り

などが改善できます。その結果胃のあたりは引っ込んでくるので、まずはこの5つを解説しますね。

①みぞおち付近を擦る

手順

  1. 仰向けの状態で、両膝を立てる
  2. みぞおち辺りにリラックスさせた手を置く
  3. 赤ちゃんを優しくなでるイメージでみぞおち辺りを擦る
  4. これを1分間行う

②乳び槽を圧迫する

手順

  1. 仰向けの状態で、膝を立てる
  2. みぞおちとへその間に片手を置く
  3. もう一方の手も重ねる
  4. 鼻から息を吸って軽くお腹を膨らませる
  5. 口から息を吐きながら乳び槽を圧迫していく
  6. 心臓の鼓動が聞こえるまで圧迫し、一気に圧力を抜く
  7. これを1分間繰り返す

③乳び槽にポンプ刺激を与える

手順

  1. 仰向けの状態で、膝を立てる
  2. みぞおちとへその間に両手を置く
  3. お腹を軽く圧迫する
  4. その状態でみぞおちに向かってポンプのようにお腹を動かす
  5. これを1分間行う

④腸腰筋を緩める

手順

  1. 仰向けの状態で、両膝を90度に立てる
  2. へその横に手のひら全体をつけて置く
  3. 口から息を吐きながら軽く膝を交互に胸に引き寄せる
  4. これを1分間行う

⑤お腹全体を緩める

手順

  1. 仰向けの状態で、両膝を90度に立てる
  2. 脚を揃え、両手は楽な位置に置く
  3. 口から息を吐きながら、リラックスして膝を左右に倒す
  4. これを1分間行う

本来であればもう少し乳び槽などを刺激することが理想ですが、これはYouTubeで紹介しているのでこちらを参考に実践してみてください。

ここまでの流れをすれば、1日でもある程度引っ込んでくるはず。

あとはこれを継続的に行ってもらうとOKですね。そして、これらとあわせてさらに行ってほしいのが以下のことです。

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法②:お腹をポンプのように動かす

マッサージなどで胃のあたりが引っ込みにくい方は、以下の方法でお腹をポンプのように動かせば、引っ込みを感じれると思います。

①みぞおちを軽く動かす

手順

  1. 両脚を肩幅に開き、手をみぞおちに沿える
  2. 鼻から軽く息を吐きながら、みぞおちをポンプのように動かす
  3. これを1分間行う

②お腹を軽く動かす

手順

  1. 両脚を肩幅に開き、手をへそ辺りに沿える
  2. 鼻から軽く息を吐きながら、お腹全体をポンプのように動かす
  3. これを1分間行う

③身体を軽く丸める

手順

  1. 両脚を肩幅に開き、手をみぞおちに沿える
  2. 鼻から軽く息を吐きながら、みぞおちをポンプのように動かす
  3. 同時に、身体を軽く丸める
  4. これを1分間行う

④身体を左右に軽く倒す

手順

  1. 両脚を肩幅に開き、両肘を曲げる
  2. 鼻から息を吐きながら、横腹をポンプのように動かす
  3. これを1分間行う

この4つでお腹周りのむくみが改善し、適切にできるとすぐにお腹がスッキリしているのがわかると思います。

さらにお腹を引っ込めたい方は、この後に「くびれを作る5つの筋トレ!腹筋をせずにウエストを細くする方法」や「常にお腹をへこます効果|簡単にウエストを細くする方法」などで紹介することをすればお腹がスッキリできます。

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法③:根本的な原因を取り除く

続いて行ってほしいのが、胃のあたりがぽっこり出る根本原因を取り除くということ。

先ほど上記で解説した通り、胃のあたりがぽっこり出るのは、

  • 座り方
  • 立ち方
  • 脂肪が多い

などとお伝えしましたよね。

5つの方法で乳び槽などのつまりを改善すれば、それとあわせて日頃の姿勢などを改善していきます。

自然な座り方を習得する

座り方の改善方法は「正しい座り方は疲れる⁈正しい座り方を習得する4ステップ」で解説しています。

自然な立ち方を習得する

立ち方の改善方法は「正しい立ち方とは?立ち姿勢を習得する4つの方法」で解説しています。

余分な脂肪分を減らす(ダイエット)

もう1つ行ってほしいのが、ダイエットです。

胃のあたりがぽっこり出るのは、乳び槽のつまりや姿勢の問題も大きいですが、脂肪が多いことも問題になります。

ですので皮下脂肪や内臓脂肪を減らすためにダイエットは必須。やるべきことは、

  • 食事量を減らす
  • 運動量を適度に増やす

というシンプルなこと。

適切なダイエットができると、よりお腹も引っ込んでいくので、以下の記事を参考にダイエットを行ってみてください。

そうすると、より胃のあたりはスッキリしてスタイルが良くなっていきますからね。

YouTubeでもダイエットなどについて触れているので、こちらも貼っておきますね。

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法④:日常で行ってほしいこと

基本的には上記の流れができればより胃のあたりはスッキリ引っ込んできますが、本気でひっこめたい方は、日常の中でお腹周りを動かす習慣をつけてみてください。

そうすると、より胃のあたりはスッキリしてきます。この方法は、以下の動画の内容などを参考に、何か1つでもいいので行ってもらうとOKですね。

また、寝る前などに「むくみがスッキリ!壁に足上げて脚やせする3つの方法」で紹介する方法を行うとより胃の周りはスッキリするので、参考にどうぞ。

ここまでお伝えした一連の流れができると胃のあたりは変わるので、ぜひ参考に実践してみてください。

今回は、胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法を解説しました。

今回の記事のまとめ

  • 胃のあたりがぽっこり出るのは、主に乳び槽で起こるリンパ液のつまりが原因
  • 乳び槽がつまるのは、姿勢の問題が大きい
  • 脂肪がつくことで、より胃のあたりはぽっこり出る
  • 引っ込めるためには、まず乳び槽のつまりを改善すること
  • あわせて姿勢などの改善やダイエットを行う
  • 日常でお腹周りを動か習慣をつける
  • この一連の流れができると、胃のあたりはスッキリ引っ込む

今回の内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この他にもお腹を引き締める方法をご紹介しているので、以下の記事も参考にどうぞ。

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